2016年9月23日更新

活躍の場が増えています!視覚障がい者の雇用

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「百聞は一見に如かず」ということわざがあるように、眼で見て得る情報は、耳で聞くよりもかなり多いことは事実です。視覚障がい者は、その情報を得ることができないため、できる仕事にはかなりの制限がかかるのではないか?と考えてしまう事業主も多くいます。しかし、最近では技術の発達により、視覚障がい者が携われる仕事は、大幅に増えてきています。

昔からある「三療業」とは

目の見えない・見えにくい視覚障がい者の仕事として、もっとも代表的なものに、「三療業」というものがあります。あんま・鍼・灸という、手の感覚が重要な仕事で、50年ほど前までは、視覚障がい者の仕事といえば、三療業というほどでした。

ただ、視覚障がい者といえば三療業と思われていたために、視覚障がい者が他の仕事に就くというのが難しくなっていたという側面もあります。三療業ではない、他の仕事であれば、目の見えない・見えにくい人ではなく、健常者が優先されてきたからです。

それでも、少しずつ社会情勢や、障がい者への差別意識の改善など、時代の変化とともに、三療業以外の、いろいろな仕事にチャレンジできる機会も増えてきました。

視覚障がい者がチャレンジしている仕事

現代では、コンピューターを使った仕事に、多くの視覚障がい者がチャレンジしています。

視覚障がい者がチャレンジしている仕事の例
■録音タイピスト・・・会議や会談、インタビューなど録音された音声を文字に起こす仕事です。
■プログラマー・・・スクリーンリーダー等を使い、プログラミングや、HP作りなどの仕事があります。
■楽器演奏者・・・ピアニストやバイオリニストの他、楽器を教える仕事もあります。
■一般事務・・・プログラミングほど専門的ではありませんが、コンピューターを利用した事務の仕事も可能です。
■三療業の資格を得るための、盲学校の教員・・・三療業の経験を生かして、学生に教える立場で活躍する人もいます。
■看護師・・・医療の現場では、視覚障がいのケアの仕事もあるため、同じ障がいを持っている視覚障がい者を看護師として雇い、成功した例もあります。
■ヘルスキーパー・・・会社に雇用され、従業員のマッサージやストレス緩和などの仕事をしています。

その他、弁護士や医師など、少しずつではありますが、視覚障がい者の職業の幅も広がってきました。

ひとつの作業に集中することが得意

視覚障がい者は、目が見えない分、ひとつの作業に集中して取り組む能力が高い傾向にあります。キー配置さえ覚えていれば、入力作業も健常者と変わりないスピードで行えますし、スクリーンリーダーなどの補助機械の技術も向上しています。

健常者とは少し、業務処理をするアプローチの方法が違うだけで、視覚障がい者が行える業務の幅もどんどん広がってきていますし、その集中力が、即戦力になることも少なくないのです。

視覚障がいは、日常生活ではできないことが多いのは事実ですし、身の回りの安全についても、慎重でなければいけません。それでも、仕事という分野では、技術の進歩とともに、できることがどんどん増えています。そういた視覚障がい者の働き方は、これからも多様性を増していくものと思われます。視覚障がい者の雇用は、その大きな流れの一端を担う、重要な役割となるのではないでしょうか。

 


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この記事は株式会社スタートラインの社員および専門ライターによって執筆されています。障がい者雇用の役に立つさまざまなノウハウを発信中。

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