2020年12月15日更新

空間プロデュースを通じてSDGsを!スペースが『IBUKI』を導入しACT5イベントをプロデュースした理由

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SDGs(持続可能な開発目標)は世界共通の目標として推し進められています。近年、ネット等でSDGsに関するニュースを目にする機会も多くなったのではないでしょうか。

日本でも様々なSDGsの取り組みが行われています。そのような中、2020年5月から大手町・丸の内・有楽町地区を舞台に、SDGs達成に向けた多様な活動を推進する「大丸有 SDGs ACT5(以下、ACT5)」プロジェクトが始動しました。

大丸有 SDGs ACT5とは?

そのひとつのセクションとして、株式会社スタートライン(以下、スタートライン)は主に商空間の企画・デザインや施工を手がける株式会社スペース(以下、スペース)の協賛・プロデュースのもと体験型イベント『無農薬ハーブティーから知る、働き方の可能性~食べる・楽しむ・学ぶ を通して~』を開催しました 。

大丸有SDGsACT5『無農薬ハーブティーから知る、働き方の可能性~食べる・楽しむ・学ぶを通して~』とは?

スペースが、スタートラインの提供する「屋内農園型障がい者雇用支援サービス『IBUKI』(以下、IBUKI)」を導入し、さらにACT5イベントの協賛・プロデュース に至った経緯をインタビューしました。

屋内農園型障がい者雇用支援サービスIBUKIとは?

そこには、スペースの空間づくりと障がい者雇用に対する熱い思いがありました。

今回のインタビューには、スペースの人事企画本部 人事部 飯塚尚氏(写真右)と髙津康裕氏(写真左)、商環境研究所 場づくり事業部 デザイナー 河原亮子氏(写真中央)にご協力いただきました。(所属・肩書はインタビュー当時)

SDGsの取り組みや障がい者雇用を考えるうえでのヒントとなれば幸いです。

目次


障がい者を受け入れても定着に結びつかなかった

・そもそもですが、IBUKI導入の経緯を教えてください

飯塚氏 私どもの会社は、障がい者雇用に課題を抱えていました。会社として障がい者雇用をもっと進めていきたいと考えている中で、スタートラインさんからIBUKIのお話を伺いました。

結果、まずはIBUKIを導入して障がい者雇用に取り組もうとなりました。

髙津氏 毎年新卒で障がい者を受け入れていたものの中々定着に結びつかず試行錯誤を続けていました。その上で2018年の法令改正に伴い、精神障がい者や発達障がい者も雇用する必要があると考えると不安でした。

導入のきっかけは、同業他社が利用されていたことも大きかったですね。

飯塚氏 成果物の活用がイメージしやすかったのも導入の決め手になりました。成果物が野菜だと、社内食堂などもないため、活用に困ると思ったんです。その点、IBUKIの成果物であるハーブやそれを加工したハーブティーなどは、活用がしやすいなと思いました。

また、屋外農園だと天候に左右されるため働く障がい者にとって環境面で厳しいのではないかと考えたんです。もちろん、屋外農園のメリットもあるかと思いますが、IBUKIのような屋内農園の方が、安心して働けると思いました。

・導入前のIBUKIの印象はどうでしたか?

飯塚氏 数年前から農園型の障がい者雇用支援サービスがあることは認識していました。ただ、それって雇用と言えるのだろうかと少し懸念はありました。

しかし、社内で障がい者雇用を進めるにあたり、受け入れ体制だったり人の教育だったり、まだまだハードルは高いと思ったんです。

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障がい者雇用が身近な存在になった

・IBUKIを導入してからの印象はどうでしょうか?

髙津氏 障がい者雇用に関する印象はすごく変わりました。
IBUKIでいきいきと働く社員と交流する度に、我々のような企業と障がい者双方の不安や負担を減らす仕組みなんだと再認識できました。

飯塚氏 IBUKI開設に際して、社長から全社員に向けてメッセージがありました。会社として障がい者雇用に取り組んでいることを知るきっかけとなったと思います。

私自身、何度もIBUKIに足を運んでいます。以前は、障がい者雇用に対して、少し構えていたところがありました。しかし、実際にIBUKIで働いている障がい者と触れ合うことで、身近な存在に変わりましたね。

・本社とIBUKIとの関係性構築のために工夫されていることはありますか?

髙津氏 今はまだコロナの影響もあったため、まとまったハーブティーを生産できていない状況にあるんです。来年へ向けて、定期的に納品できる体制を整えている最中です。

社内の活用推進に関しては、余すことなくハーブティーを楽しんで美味しく飲んでもらえるために、社員を巻き込んだ工夫を考えています。
現時点では、人事部が何度かIBUKIに足を運んでいるくらいでしょうか。

・IBUKIでのスタートラインのスタッフの印象はどうですか?

飯塚氏 大変心強いです。実は、働いている障がい者の中にメンタル不調者が出たことがあったんです。

その際も、スタートラインのスタッフさんに支援していただきながら、何度も面談を実施しました。おかげで現在、その方は、元気に働いています。

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「特別ではないことを伝える」軸はブレないように意識

・ACT5のイベントをプロデュースした背景を教えてください

飯塚氏 そもそもの背景としては、スタートラインさんから弊社に今回のイベントのプロデュースをして欲しいと依頼がありました。

弊社として、丁度IBUKIの成果物であるハーブの活用やIBUKIの周知がまだ出来ておらず、迷っていたタイミングでしたので、ぜひスタートラインさんとご一緒したいと思いました。

弊社がIBUKIで栽培したハーブはハーブティー試飲イベントで活用していただきました。会社の動きとしても、サステナブルな社会を目指す取り組みには積極的に関わっていこうという姿勢を持ち合わせていたため、タイミングが良かったです。

・ACT5のイベントプロデュースで特に苦労されたことは何ですか?

河原氏 企画のストーリー組み立ての部分に苦労しましたね。障がい者雇用に関して、私は素人で知識が少ない中、一見センシティブに捉えられがちな内容だけに正しくアウトプットしなければならないと感じました。

また、今回のイベントは障がい者雇用に関わりのない方も対象としていたので、いかに多くの方へ向けて、わかりやすく、ポジティブに変換していけるかもポイントでした。

・ACT5のイベントプロデュースで工夫したことや意識していたことはありますか?

河原氏 イベントにいらっしゃる方々に対して、ハーブティーに秘められた背景を伝えながらも、「特別ではないことを伝える」軸はブレないように意識していましたね。

言葉選びにしても、障がい者雇用に触れていない方々にとって、どのようなアプローチならば、接点が生まれるかを考えていました。

※スペースが手掛けたIBUKI動画(会場のスクリーンで実際に流していたもの)

ハーブからSDGsが見える?~大丸有ACT5ハーブブレンド体験レポート~

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障がい者雇用が特別なものではなくなった

・ACT5参加後、社内や社外での反響はありましたか?

髙津氏 つい先日も弊社代表がIBUKIまで足を運び、ハーブの苗木やブレンド体験も一緒に行いました。

・ACT5を通してSDGs活動や障がい者雇用に対して気付きや変化はありましたか?

河原氏 今まではどこか特別なものだと感じていた部分があったのですが、障がい者雇用は何も特別なものではないんだ、と気付くことができました。

・今後のSDGs活動の展望をお教えください

髙津氏 我々の本業は空間プロデュースで、その中で、「明日が、笑顔になる空間を。」というスローガンを掲げています。

誰もが笑顔になれる空間づくりに取り組んだ結果、それがSDGsに繋がればと思っております。

スタートラインではSDGsやIBUKIに関するオンラインセミナーも定期開催しています。企業のご担当者様であれば、全て無料で参加できますのでお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

STARTNEXT!

StartNEXT!編集部
この記事は株式会社スタートラインの社員および専門ライターによって執筆されています。障がい者雇用の役に立つさまざまなノウハウを発信中。



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