2019年10月30日更新

安定した業務量と安全な労働環境! 屋内農園型障がい者雇用支援サービスIBUKI【パシフィックアートセンター導入事例】

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人事担当者の皆さんは障がい者を雇用して、法定雇用率を達成したいと考えていませんか?

民間企業の法定雇用率は2.2%(2019年10月現在)です。そのため、従業員を45.5人以上雇用している企業は、障がい者を1人以上雇用しなければなりません。

さらに、法定雇用率を未達成の企業のうち、常用労働者100人超の企業から、納付金の徴収対象になります。
納付金の徴収の回避はもちろんのこと、CSRやダイバーシティなどの観点から障がい者雇用をしっかり取り組みたいと思っている人事担当者もいることでしょう。

しかし、現実は下記のような悩みを抱えている企業様も多いのではないでしょうか。

  • 業務の切り出しが難しい
  • 障がい者と、どう接すれば良いかわからない
  • 良い人材が見つからない

株式会社スタートライン(以下、スタートライン)が展開する「屋内農園型障がい者雇用支援サービスIBUKI(以下、IBUKI)」を利用すれば、これらの悩みをすべて解決することができます。

屋内農園型障がい者雇用支援サービスIBUKIとは?
https://start-line.jp/business/ibuki

そこで今回はIBUKIを導入されている劇場、ホールの舞台技術をトータルサポートしている株式会社パシフィックアートセンター 取締役、福島和久様と、同社 人材開発部 ゼネラルマネージャー、深井一彦様から、IBUKIを実際に導入してみた感想や体験談を伺ってきました。

障がい者雇用の担当者は、ぜひ参考にしてください。

目次


自社では業務の切り出しが難しかった

― IBUKI利用前はどのような雇用状況でしたか?

IBUKI利用直前の1年前(2018年夏頃)は障がい者の法定雇用率をクリアしていませんでした。
はじまりは5年ほど前になります。

ハローワークから指導が入ったこともあり、障がい者雇用に前向きに活動をしていました。

ハローワークの担当者から「進捗はどうですか?」と毎月言われ、様々な情報収集をしましたが、なかなか採用に至りませんでした。
最終的には自社の社員からの紹介で、身体障がいのある方を1名採用することができ、法定雇用率をクリアしました。

その後、従業員数が増え法定雇用率も上がってきましたが、自社の社員に「実は手帳を持っています」という方がたまたま2名在籍していて、しばらく法定雇用率を心配する必要がありませんでした。

しかし、ステップアップを理由に退職者が出たり、法定雇用率も2.2%に引き上げされた背景もあり昨年の6月1日時点でマイナス1カウントとなってしまいました。
本格的にIBUKIの導入を検討したのもこの頃です。

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安定した業務量と安全な労働環境!

― 障がい者雇用の支援を受けようと考えた経緯を教えてください

きっかけは、スタートラインから頂いたメールです。そこでIBUKIを知りました。

弊社は、劇場や舞台での現場仕事が多いため、業務の切り出しが難しく、雇用をしてもお願いできる仕事がない状況だったのです。

そこで、社内の経営会議でIBUKIの導入を提案しました。

実は、3年程前にも、障がい者雇用を支援している別の会社さんからの農園型サービスを受けようと考え、経営会議で提案したのですが、あと1人で法定雇用率を達成できることと、障がい者雇用を行うためだけにコストを掛けるということがネックとなり、見送りになってしまいました。

しかし、あと1人を採用することが難しいことと、法定雇用率を達成したほうが良いという判断で、IBUKIの導入に至りました。スタートラインさんから頂いたメールのタイミングも良かったです。

-数あるサービスの中からIBUKIを選んでいただいた理由はなんでしょうか?

数あるサービスの中から、IBUKIを導入したのは、安全な就労環境と、安定的に業務を創出できるからです。

他社でも障がい者の農園型サービスを展開していらっしゃることは知っています。しかし、どのサービスも屋外型が多いことがネックでした。
昨今の夏の暑さや、自然災害のリスクは尋常ではないため、屋外だと仕事を安定させることはおろか、従業員の安全を確保することも難しいでしょう。
また、屋外で取れた農作物の使い道がイメージできなかったこともネックでした。

対してIBUKIは採れる農作物はハーブがメインなので、コンパクトで量もそれほど多くなく、従業員の安全を確保しながら、業務を安定的に創出することができます。

また、ハーブの使い道がイメージしやすかったのも決め手でした。
商談の際にクライアントにハーブティーとして提供したり、ノベルティとして使用したりとどのように有効活用できるかが、すぐにイメージできましたし、イメージ通りに使用できているのはありがたいですね。

IBUKIの戸田ファームを見学して、この環境であれば従業員も問題なく働けるだろうと感じることができたのも良かったです。

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IBUKIで採れたハーブは自社のオリジナルパッケージで配布

-IBUKI利用後にうまくいったことやうまくいかなかったことはありますか?

うまくいったことで言えば、採用に関してですね。
スタートラインさんが、求人から面接まで採用に関わるほとんどのことをサポートしてくれました。

たとえば、面接の方法や採用の判断など、的確なアドバイスをいただけたおかげで、とても良い採用ができましたね。
IBUKIで働いてもらう方は、こんな方がいいですよという具体的なアドバイスや、弊社としては採用判断が難しい人材がいた場合にも、自信を持ってアドバイスをいただけるので、ストレスなく採用活動を行うことができたのです。

結果的に、IBUKIを導入したおかげで、管理者の方1名と障がいのある方1名を採用することができ、農園をスタートしました。

そのおかげもあり、ハローワークからの指導も回避することができました。 IBUKIは、管理者1名と障がい者3名が一つのブースにて構成する形ですが、最初の段階で4名すべてを採用せず少し時間をかけて採用していくこととしました。

-IBUKIを利用してからなにか苦労したことはありましたか?

想定外のトラブルや大きなトラブルは今の所ありません。
IBUKI開園時は、管理者と従業員の2名でした。2人きりのため人間関係のトラブルになることがあるかもしれないと考え、週1〜2回は現場に様子を見に行くようにしていました。
しかし、目立ったトラブルはなかったですね。

しばらくしてから、障がいのある方を追加で2名採用しました。
その後、4名体制で運営を進めていく中で、不満をおっしゃる方はいましたが、スタートラインさんのサポートのおかげで、解決できましたね。

現在では、スタートラインのスタッフに任せっきりで、1〜2ヶ月に一度様子を見に行く程度です。

-IBUKIを利用してから社内の反応はいかがでしたか?

ようやくハーブティーも出来上がったので、社内に浸透し始めたという印象です。

IBUKIを利用した当初は、農園を始めたという情報だけが先に走ってしまったので、社内の最初の反応としては、農園を始めたということへの驚きのほうが強かったです。

IBUKI導入の経緯や障がい者雇用に関しては、後から社内報なども含めて、周知したところ良い反響はありました。

-IBUKIで採取した農作物はどのようにご活用されていますか?

弊社で栽培しているものは、ハーブがほとんどです。
基本的には、ハーブティーで考えています。

パッケージにして社員やクライアント先、イベントなどで配布する予定ですね。
今年、新入社員にデザインの勉強をしている者がいたので、ハーブティーのパッケージデザインに関しても、オリジナルのものを用意しました。

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障がいのある方のキャリアアップができる環境整備を!

-今後の障がい者雇用に関しての展望や期待することはありますか?

きっかけは障がい者雇用率を達成するためでした。弊社のような中小企業からすればコスト的にはけっこうな金額であるため、実際にコストに見合うのか?運営はうまくいくのか?という不安は正直ありました。

しかし、障がいが原因でつらい過去を持った従業員が、楽しそうに働いているので、コストをかけて導入しても良かったと今は考えています。

ただ、この仕事を一生続けるのか?というところは、疑問というか不安がありますね。

障がいのある方にとって、IBUKIが働き始める1つ目のステップとして確立され、その次にキャリアアップできる環境があれば、さらに良いサービス、良い世の中になるのではないでしょうか。

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障がい者雇用のことならなんでも相談ください
株式会社スタートラインは、様々な障がい者雇用支援サービスを提供しております。
興味をお持ちいただけた方は、まずお気軽にご相談ください。


この記事を書いた人

STARTNEXT!

StartNEXT!編集部
この記事は株式会社スタートラインの社員および専門ライターによって執筆されています。障がい者雇用の役に立つさまざまなノウハウを発信中。



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