2017年2月21日更新

人事担当者必見!失敗例から学ぶ、障がい者雇用を成功させるために大切なこと

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「失敗は成功のもと」ということわざがありますが、障がい者雇用においても同様のことが言えます。そこで今回は、そんな障がい者雇用についての失敗例から、障がい者雇用について考えていきたいと思います。

準備不足は致命的! 段階的なステップが不可欠

障がい者雇用のスタートは、なんといっても事業主の意思。しかし、ビジネスに入念な企画や準備が不可欠であるように、障がい者雇用も、「障がい者に働いてもらいたい!」という思いだけでの成功は難しいかもしれません。

障がい者雇用が失敗に終わる…せっかく採用した障がい者が退職してしまう原因には、なにがあげられるのでしょう。

・障がい者が思ったほど意欲的でない

残念ながら、障がい者と一言にいっても千差万別、十人十色です。必要とされたい、人生に価値を見出したいと意欲的に取り組む人もいれば、お金が必要だから、渋々働こうと思っている人もいます。ですので、採用時には、どんな人材が必要か明確にし、障がい者本人の意欲を見定めることが大切です。

・仕事の切り出しができていない

雇用する障がい者にできることと、できないことの理解が十分でなく、それに応じた業務の切り出しができていなければ、障がい者の能力を活かすことができません。行政からのサポートなどもあるので、個々の障がい者に合った業務を、割り振れるよう努めましょう。

・周りの従業員への周知不足

障がい者雇用が初めての場合など、周りの従業員は不安になってしまったり、接し方や配慮の仕方がわからなかったりします。コミュニケーションがうまくできずに、退職してしまうケースも多いため、周りの従業員との意思疎通できる環境を整備しましょう。

上手くいっていたのに・・・。意外な落とし穴も!?

しっかりと業務の切り出しをし、ジョブコーチの支援や助成金の活用を行い、周りの従業員とのコミュニケーションも上手くいっている。「よし、もう大丈夫だろう!」そう思っていたにも関わらず、だんだん作業効率が落ち、やがて退職してしまうといったケースもあげられます。

そういったときの原因にあげられるのが「慣れ」です。一般的な日常生活、仕事、運転、スポーツなどでもよく「慣れてきたときが一番危ない」と言われていますよね。

障がい者は、プログラミングが上手くいけば、その後はその通りに延々と作業してくれるロボットではありません。体調も心も日々変化し、新たな悩みだって増えて当然のことなのです。

一度上手くいったからといって、日々のケアをおろそかにすれば、気づかないうちに悩みや不満を抱えてしまい、退職へ繋がりかねません。定期的に話し合いをして、相談担当者や、監督責任のある上層部との意思疎通を続けていきましょう。

成功の秘訣は支援機関との連携!

障がい者雇用を成功させるためには、支援機関との連携も欠かせません。障害者就職支援センターなどでは、多くの障がい者雇用を扱ってきた実績や、個々の障がいへの対策を豊富に持ち合わせています。採用した障がい者が職場に定着するために、必要なこと、注意点、もっと改善できることなどを、本人も交えてアドバイスしてもらえるため積極的に活用していきましょう。

業務の切り出しだけでなく、作業のごく小さな改善点、補助器具・設備の設置、昇給や表彰などの会社の制度改革など、幅広い視野で障がい者雇用に取り組む助けになるはずです。

障がい者雇用には、企業の努力と工夫はもちろんのこと、支援機関、そして障がい者本人の力が必要です。それぞれの意欲とアイデアを、合理的な方向へ上手く流すことができれば、障がい者雇用の本当の姿が見えてくるのではないでしょうか。

 


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StartNEXT!編集部
この記事は株式会社スタートラインの社員および専門ライターによって執筆されています。障がい者雇用の役に立つさまざまなノウハウを発信中。

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