2017年1月5日更新

マイナーな競技も面白い!奥深き障がい者スポーツの世界

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Start NEXT!読者のみなさまこんにちは!株式会社セプティメルスポーツの水上航太郎です。

 

皆さんにとって2016年はどのような年だったでしょうか?障がい者スポーツにとっては、やはり9月に開催されたリオパラリンピックが中心となった1年でした。今大会は日本でも大きく報道されたため、これまで見たことのない競技に新しく触れた方もいらっしゃったことでしょう。

 

とはいえ、リオで開催されたのは22競技のみ。パラリンピックでは実施されない障がい者スポーツ競技も数多くあります。今日はその中でも特にマイナーな競技を紹介したいと思います。

 

まずはショウダウン。IBSA(国際視覚障害者スポーツ連盟)主催の大会で行われる競技で、黒塗りのゴーグルを装着した選手が、ヘラのような道具で硬いプラスチック球を打ち合い、相手側のゴールポケットを狙います。卓球台を一回り小さくした台の周囲に木の壁があり、そこにボールが当たる音や、台を転がる音で選手はボールの位置を見極めるのです。そのため観客には絶対的な静寂が求められますし、会場によっては、風の音が気になるためエアコンを切ることもあります。

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ショウダウン

 

ゴールポケット
ゴールポケット

 

一見すると地味な競技ですが、ボールのスピードがかなり高速で、壁に跳ね返る大きな音が鳴り響く試合は迫力満点。目で見ていてもボールを追うのが難しいのに、音だけでプレーする選手の能力の高さに驚かされたのをよく覚えています。

 

続いては、同じく視覚障がいのある選手により争われるチェス。「チェスはスポーツ?」と疑問に感じる方もいらっしゃると思いますが、ルールに則り自らの力を競い合うという意味では広義のスポーツ。体を動かすスポーツと区別して、マインドスポーツと呼ぶ場合もあります。

 

ルールは一般のチェスと同様ですが、全盲や弱視の選手がプレーできるような工夫がなされています。各選手は手元に自分のチェス盤を置いてプレーしますが、相手がどう駒を動かしたかが見えない選手の代わりに、隣にいるスタッフが口頭で動きを伝えたり駒を動かしたりとサポートします。

必要な時には隣にいるスタッフがサポートをする
必要な時には隣にいるスタッフがサポートをする

 

また、盤や駒にも秘密が。盤には駒がずれないように差し込める穴が空いていますし、黒マスが白マスよりも一段高くなっており、触るだけで色がわかるようになっています。さらに黒の駒のてっぺんに小さな突起があるため、こちらも触るだけで白黒が判別できるのです。

様々な工夫がなされたチェス盤
様々な工夫がなされたチェス盤

 

あまり馴染みの無い2つの障がい者スポーツ競技を紹介してきましたが、これ以外にも魅力的な競技はまだまだたくさんあります。2017年はこれまでに触れたことのないスポーツを新たに観戦する年にしてみてはいかがでしょうか。皆さんが夢中になる競技が、きっと見つかると思います。

 

 

20160623emori_rogo 株式会社セプティメルスポーツ
水上 航太郎
1981年札幌市生まれ。
1993年のJリーグ発足をきっかけに、スポーツ観戦がライフワークの1つとなる。サッカー好きが高じて大学卒業後にバルセロナに渡り、現地で日本向けのライター職などをしながら3年スペインに滞在。帰国後はIT関係職に就きスポーツを趣味として楽しんでいたが、2013年に株式会社セプティメルスポーツを設立し現在に至る。
趣味は旅行とスポーツ観戦。最近特に好きなスポーツはアメフト、クリケット、ボッチャ。
株式会社セプティメルスポーツ
パラタイムズ

 

 


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StartNEXT!編集部
この記事は株式会社スタートラインの社員および専門ライターによって執筆されています。障がい者雇用の役に立つさまざまなノウハウを発信中。

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