2016年11月21日更新

職場の協力も不可欠!パニック障がいを理解しよう

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パニック障がいは、突発的な発作が起きる神経症です。大勢の人がいる場所や、特定の条件下で、突然動悸や呼吸困難、めまいなどを起こしてしまうため、本人は常に不安を抱えています。そこで今回は、パニック障がいの方と一緒に働くことになった際に、できるサポートについてご紹介していきましょう。

パニック障がいとは

パニック障がいは、強迫性障がいや、急性ストレス障がいなどと同じ、不安障がいのひとつです。主に、13の症状があり、そのうちの4つが該当すれば、パニック障がいであると認定されます。代表的な症状としては、動悸、呼吸困難、発汗、めまい、しびれ、恐怖、ふるえ、胸の痛みなど。あるきっかけで、このような症状が現れますが、たいてい20分~30分程度で収まり、病院で検査を受けても、異常が見当たらない場合がほとんどです。

ただ、本人にとっては、また発作が起きるのではないか?という予期不安を抱えるようになり、大勢の人が集まる場所や、逃げ場のないような場所にいると、発作が起きてしまうことになります。こうなると、仕事をするにも影響がでますし、パニック障がいの悪化により、うつ病などを併発してしまう場合もあります。

突然どうしたの!? 職場で発作が出てしまった場合のサポート

職場で発作が起きると、周りの人間はとても心配になります。とても深刻な身体的異常が起きたのではないか!?と騒ぎになってしまうかもしれません。しかし、先ほど述べた通り、20~30分もすれば、症状が落ち着くため、上司や同僚が、パニック障がいを理解してあげることが大切です。

発作が起きた場合は、一目の少ない広い場所などで、落ち着かせてあげるようサポートしていきましょう。通勤ラッシュの時間などは、パニック障がいの人にとって、難しい状況です。もし可能なのであれば、出勤時間をずらすなども、できる配慮のひとつです。

ヘルスキーパー導入でパニック障がいを予防!?

パニック障がいは、緊張や不安といった状況で悪化しますし、今まで何もなかった従業員が、パニック障がいを患ってしまい、何も手を打たずにうつ病を併発して退職……、というケースも少なくありません。そのため、普段から社員がリラックスできる環境を整えておくことも大切なこと。もちろん、仕事は、緊張感を持って行う必要がありますが、企業によっては、ヘルスキーパーを導入しているところもあります。

ヘルスキーパーは、企業に雇われており、主に従業員のマッサージや灸などで、リラクゼーションなどを担当しています。視覚障がい者の方が、このヘルスキーパーとして働いているケースも多く、障がい者の雇用もできますし、パニック障がいを含む、あらゆるストレスから来る精神疾患、精神障がいを予防する効果も期待できます。障がい者雇用のニーズにも、従業員の健康ニーズにも応えられる、ヘルスキーパーの導入。大手企業やベンチャー企業などでは、最近その需要も増えてきているようです。

パニック障がいは、不安を取り除いたり、避けたりすることで、改善することもできますが、たいていの場合、仕事は不安と緊張の連続です。予定外の事態に対応したり、急な接客をしたりといったことも求められるため、なかなかパニック障がいの改善が難しい場合もあります。そのため、気軽に相談できることや、リラックスできる場所があるなど、仕事をしながら、前向きな改善に取り組んでいける環境を整えることも手段のひとつ。みなさんの会社にも「ホッ」とできる一角を設けてみてはいかがでしょうか?

 


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StartNEXT!編集部
この記事は株式会社スタートラインの社員および専門ライターによって執筆されています。障がい者雇用の役に立つさまざまなノウハウを発信中。

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